公開日 2022年10月26日
冒険の書(ぼうけんのしょ)を手にしたあなただけが知ることができる
亀の瀬(かめのせ)のそれぞれのばしょにまつわる、おはなしやおすすめの楽しみかたをしょうかいするよ。
【ひみつのことば】あさがすみ
排水(はいすい)トンネルは、地(ぢ)すべりのげんいんのひとつになっている地下水(ちかすい)が、
地中(ちちゅう)にたまるのをふせぐために作られたトンネルだよ。
亀の瀬(かめのせ)の地中(ちちゅう)には、土にふくまれる水をあつめる「集水管(しゅうすいかん)」がはりめぐらされていて、
このくだから排水(はいすい)トンネルを通って水がながれて、地下水(ちかすい)を大和川(やまとがわ)に排水(はいすい)しているんだ。
7本あるすべての排水(はいすい)トンネルをつないだ全長(ぜんちょう)は7.2kmで、梅田(うめだ)から天王寺(てんのうじ)のあいだとほぼ同じ長さなんだよ!
このトンネルから出ていく地下水(ちかすい)のりょうは一日(いちにち)約500㎥で、25mプール1.3杯(ばい)分なんだ。
はれている日でも、排水(はいすい)トンネルにはいつも水がながれていて、
亀の瀬(かめのせ)の地中(ちちゅう)にたくさんの水がふくまれていることがよくわかるね。
排水(はいすい)トンネルを進むと、「集水井(しゅうすいせい)」という井戸(いど)のようなものがあるよ。
ここからは地下水(ちかすい)がぽたぽたとふってくるから、本当に地中(ちちゅう)から水が出ているのか見に行ってみよう。
ぬれたくない人は水をよけながらけんがくしてね。