公開日 2022年10月26日
冒険の書(ぼうけんのしょ)を手にしたあなただけが知ることができる
亀の瀬(かめのせ)のそれぞれのばしょにまつわる、おはなしやおすすめの楽しみかたをしょうかいするよ。
【ひみつのことば】たつたやま
亀の瀬(かめのせ)には、竜王社(りゅうおうしゃ)という小さい祠(ほこら)があるよ。
ここは、江戸時代(えどじだい)に大和川(やまとがわ)をうんこうした「剣先船(けんさきぶね)」のしゅうてんのばしょでもあり、
寛政(かんせい)3年(1791)に剣先船(けんさきぶね)にのっていたひとが奉納(ほうのう)した石灯籠(いしとうろう)がのこっているよ。
このばしょで運航(うんこう)のあんぜんをねがったんだね。
石灯籠(いしとうろう)には、「大坂剣先船問屋中」というもじがきざまれているよ。見えるかな?
亀岩(かめいわ)と同じく、こちらも葛城修験(かつらぎしゅげん)のさいしゅうちとされているよ。
修験者(しゅげんしゃ)は、神仏(しんぶつ)にいのりをささげてけわしいさんどうをふみしめながら、
28ヶ所の経塚(きょうづか)とよばれるばしょをたどって、ゴールするんだよ。
満願成就(まんがんじょうじゅ)の地(ち)ともいわれるこのばしょで、ねがいごとをしてみよう。