公開日 2022年10月26日
冒険の書(ぼうけんのしょ)を手にしたあなただけが知ることができる
亀の瀬(かめのせ)のそれぞれのばしょにまつわる、おはなしやおすすめの楽しみかたをしょうかいするよ。
【ひみつのことば】われこひむかも
亀の瀬(かめのせ)の語源(ごげん)とされている、カメのかたちをした岩(いわ)があるよ。
奈良(なら)には「亀石(かめいわ)が動くと洪水(こうずい)になる」というでんしょうがあり
きっとこの亀岩(かめいわ)のことだと言われているよ。
今でも亀岩(かめいわ)は、とくべつなばしょとされていて
和歌山県(わかやまけん)から112kmにわたってつづく、けわしいしゅぎょうのばしょを進む「葛城修験(かつらぎしゅげん)」では、
28番目のさいしゅうちとされているよ。
「亀の尾宿(かめのおしゅく)」とよばれて、しろいしょうぞくをまとった修験者(しゅげんしゃ)たちのすがたを見ることもあるよ。
亀岩(かめいわ)は、かわはばがせまいところでにあるから、雨がふると水かさがすぐに高くなって、
カメのかおがかくれてしまうよ。かおまではっきりと見えたらうれしいね。