職員インタビュー

公開日 2025年2月6日

 

※内容は全て令和7年3月1日現在のものです。

事務職(1)

 

健康部 保険年金課

国民健康保険料金の賦課や徴収、窓口での納付相談などの業務を行う。

 

2024年入庁
健康部 保険年金課

「仕事の幅広さ」「組織の協働」に魅力を感じた

就職活動を始めた当初は様々な業界を見ていましたが、「こんな仕事をしたい」という明確な目標が無く、業界を絞り込めずにいました。そんな中、「幅広い仕事が経験できる」「組織が協働して仕事をする」という公務員の仕事に魅力を感じ、公務員を志すようになりました。

柏原市には幼い頃から何度も訪れた経験があり、愛着がありました。また、試験を受ける中で柏原市職員の人の良さに惹かれ、柏原市の職員として働きたいと強く思うようになりました。

入庁前は、市役所の職員は実際どのような仕事をしているのか具体的にはイメージできませんでした。実際入庁し働いてみると、どの仕事も単体で完結することは少なく、様々な人や部署が関わっていることを目の当たりにしました。同じ部署の職員はもちろん他部署の職員との連携が重要であり、まさに組織で「協働」して仕事を行っています。

採用1年目、学びの日々!

現在は、保険年金課保険料係に所属しており、主に国民健康保険料金の賦課、徴収を行っています。また、窓口や電話で市民からの納付相談を受けたりもしています。採用1年目でまだまだ分からないこともある状態ですが、仕事でできることが増えたときや先輩職員に頼りにされたとき、また、窓口で相談を終えた後に感謝の言葉をいただいた時にもやりがいを感じます。

仕事の中で気を付けていることは、複数の視点からの確認作業です。自分一人だけの確認作業ではどうしてもミスを見逃してしまうことがあります。小さなミスであっても、そのミスが原因で大きな問題が起こり得るため、どんなに小さなミスであっても防いでいかなければなりません。そのために、自分一人ではなく複数の目で確認作業を行うダブルチェックを心掛けています。

安心感を与えられる存在に

柏原市は、優しい職員ばかりで働きやすい印象です。また、部署の枠を超えたイベントなども活発なので、普段は関わらない職員と関わることができます。様々な部署で顔見知りが増え、より働きやすい環境ができていると感じています。これからは、市民から信頼される職員を目指すことは勿論ですが、職場内では先輩後輩関わらず、周りからも頼られるような職員になりたいです。そして、市民や職員に安心感を与えられるような存在になっていきたいと思っています。

 

事務職(2)

市民部 にぎわい観光課

関係機関と連携し、観光資源の活用やPR活動、イベント企画などの観光振興を行う。

 

2018年入庁
健康福祉部 保険年金課

2023年
市民部 にぎわい観光課

地元に貢献したい思い

外に出て仕事をすることが好きで商社で働いていましたが、出産を機に退職しました。地元柏原市で子育てを始め、その際に柏原市の魅力を再発見。自然が豊かで治安が良く、子育て支援やコミュニティ活動も充実していることに感銘を受け、市で働くことに興味を持ちました。大好きな柏原市に貢献できたらという思いも強くなり、柏原市の職員になることを決めました。

公務員の魅力は日々の発見と成長

入庁前は、市役所の窓口業務だけをイメージしていましたが、実際には市役所の業務は非常に多岐にわたります。異動するたびに全く違う業務に携わることになり、まるで転職したような感覚です。

私で言うと、前部署では医療保険に関する業務をしていましたが、現在は全く違う業務をしています。まだ知らない事の方が多く、日々新たな発見があります。知識を積み上げて成長していけるのが公務員の魅力だと感じています。

にぎわい観光課での挑戦

現在はにぎわい観光課で、様々な媒体やイベント等を通じての魅力発信や、交流人口の増加を目指し、国や他の自治体、市内事業者など色々な立場の方々と連携や調整を行いながら仕事をしています。例えば、日本遺産に認定された「龍田古道・亀の瀬」、「葛城修験」の2つのストーリーを市内外に発信するため、イベントへの参加やオリジナル商品の販売、日本遺産ボランティアガイドの募集・育成などの業務を行っています。

 

今の部署では、同時並行で様々な事業の準備をしていくので、スケジュール管理や調整がとても重要です。複数の事業を抱えながら、突発的な業務が入ることもあるので、毎日優先順位を確認・見直しながら、業務を進めています。

庁外の方と仕事をすることが多く、市民や地域事業者から意見や要望を直接頂くことが多々あります。自治体や職業の枠を越えて繋がり、同じ目標に向かい取り組むことは、難しいこともありますが本当に貴重な経験で、非常にやりがいを感じています。

柏原市の魅力は「人」にあり

市役所全体がアットホームで働きやすい環境です。悩んだときに声をかけてくださる上司や先輩、考えに詰まったとき、頭の中を一緒に整理してくれる同僚や後輩。良好な人間関係のお陰で、仕事の困難があっても頑張れると感じています。

今は、尊敬できる先輩や上司のように、「この人がいれば大丈夫」と安心して仕事を任せてもらえる職員を目指しています。柏原市の魅力は「人」であり、市民はもちろん職場内の繋がりを大切にし、信頼される存在になりたいと考えています。謙虚な気持ちと学びの姿勢を忘れず、日々公務に取り組んでいきたいです。

事務職(3)

 

市民部 市民課

窓口対応や証明書発行など、戸籍や住民票、マイナンバーなどの各種手続きを担当。

 

2018年入庁
財務部 課税課

2023年
市民部 市民課

考える力を鍛えられた

最初は課税課に配属されました。住民の財産に深く関わる仕事だったため難しいこと、大変なことも多くありましたが、質問や相談がしやすい環境だったため、働きやすい部署だったように思います。ある程度自分の意見や考えを反映してもらえる環境だったこともあり、自分で考える力が身についたため、最初に課税課に配属されて良かったと感じています。

「不安」を「安心」に変えられる仕事

現在配属されている市民課では、住民票や戸籍の発行、引越しの手続き、婚姻届や出生届の受付、パスポートの申請やマイナンバーカードに関することなど、様々な業務を担当しています。

今の仕事では、結婚した時や家族が亡くなった時など、人生の中でも重要な局面に関わるときにやりがいを感じます。手続きをされる方にとってはなかなか経験のないことですので、不慣れな場合が多く不安な気持ちで窓口に来られます。そういった方の助けとなり支えられることが、この仕事の最大のやりがいです。手続きを終えた後に直接お礼の言葉を頂けた時や、不安な気持ちが無くなった晴れやかな顔を見られた時には、市役所の職員になって良かったなと心から感じます。

チームワークは欠かせない

市役所でのキャリアも長くなってきて、求められる役割・立場も変わってきていると感じます。そのため、ただ上司や先輩の意見、方針を聞いて行動するのではなく、どのようにすればより市民の利益に繋がるか、より周囲の職員が働きやすくなるか、自分で考えるように心がけています。また、仕事をするうえでチームワークは欠かせないものであると感じているため、人との繋がりを一番に重視するようにしています。

日々の業務が成長につながる

入庁してから、これまで様々な上司や同僚の仕事への姿勢を見てきたことで、「ただ漠然と日々の業務をこなしているのでは何も自分の成長にはつながらない」ことに気付かされました。そのため、自分は将来どのような職員になりたいのか、そのために今何をすべきなのか、日々目標を持って働くことができるようになりました。入庁から7年目となり、今は自分が後輩などから仕事の姿勢を見られる立場になりました。後輩の模範になれるよう、一つ一つの業務に目的・目標を持って取り組んでいきたいと思います。

市役所の仕事は非常に幅広く、法律など馴染みがなく難しいことも多くありますが、周りには気軽に相談できる職員がたくさんいます。仕事に煮詰まったときや、何かに悩んだ時は一人で抱え込まず、遠慮なくどんどん周りを頼って欲しいと思います。

事務職(4)

 

健康部 高齢介護課
介護業務係長

要介護・要支援認定や、介護保険給付に関する業務などを行う。

 

2010年入庁
健康福祉部 高齢介護課

2012年
健康福祉部 福祉指導監査課

2020年
総務部 公有財産マネジメント課

2022年
健康部 高齢介護課

多様な部署で経験を積む

入庁時は高齢介護課に配属されて、介護保険外の福祉サービスの手続きや介護予防教室の運営などを行っていました。次に配属された福祉指導監査課では、介護保険サービス事業所・障害福祉サービス事業所・保育所などへの指導や指定などの業務を行っていました。次の公有財産マネジメント課では、施設など公有財産の管理や庁舎管理などを行っていました。

現在は再び高齢介護課に配属されて、要介護・要支援認定に関する業務、介護保険給付に関する業務などを行っています。入庁時は担当する業務を迅速に処理することを意識して動いていましたが、今では市の事業を運営しているということを自覚し、部署内の動きも把握しながら業務を進めるよう意識するようになりました。

意見を出しやすいチームづくりを

これからますます重要となる介護保険事業の運営に携わり、チームで協力して一つ一つの業務を遂行していくことにやりがいを感じています。また、困りごとで来庁された方の対応をした際に、感謝の言葉をいただくことが励みになります。

係長として、係のチームマネジメントも意識しています。係の業務は多岐に渡るため、1人の担当者に負担が偏らないように業務分担を行っています。また、市役所では人事異動も多くあるので、異動の際には引継ぎがスムーズに行えるよう、ローテーションで業務を分担し、主担当・副担当で協力できる体制を整えています。急ぎの業務が入ったりすることもあるので、常に優先順位を意識し、業務を遂行できるよう調整しています。協議をする際には、係員が意見を出しやすいようにすることを心がけています。すぐに解決できないこともありますが、チームで協力して業務をやり遂げたときは達成感があります。

多様な業務こそチームワークが大切

市役所の業務は様々な分野があり、配属される部署で業務内容が異なりますが、どの部署でもチームの協力が重要になります。柏原市は全体的に相談しやすい雰囲気があり、困難なことも一人で抱えずにチームで乗り越えることができています。新たな職員が、チームの一員となって一緒に働けることを楽しみにしています。

土木職

 

都市デザイン部 都市政策課

道路や河川、水路、公園、都市計画道路など、市のインフラに関連する工事や設計の業務を行う。

 

2022年入庁
都市デザイン部 都市政策課

地域に根付いた仕事がしたかった

前職は長大橋の維持管理を行う民間企業に務めていましたが、地域に根付いた仕事に携わりたかったこと、計画から維持管理まで様々な業務に関われる行政の仕事に魅力を感じ、公務員へ転職しました。

現在は、橋梁の耐震補強工事や道路拡幅工事、運動施設を備えた公園の設計など、工事・設計業務を担当しています。具体的には工事や設計委託等の発注に必要な積算業務や、契約した工事現場の監督、設計業務に関する協議等を行います。また、関係機関と調整・協議をすることも多くあります。

「見える成果」にやりがいを感じる

入庁前は積算などの工事発注に関するデスクワークや工事監督業務が中心だと思っていましたが、地域の方々や関係機関との調整や協議、国や大阪府からの調査依頼など、計画や設計、工事に関する業務が想像以上に多いことに驚きました。工事が進んでいくと発注時には想定していなかった課題が発生することも多々あります。課題を現場で確認し、速やかに対応する必要があったり、関係機関との調整や工程管理などに苦慮することもありますが、工事が完了したときには、実際に自分が担当している業務の成果が目で見えて出来上がるため、やりがいを感じます。

また、工事はミスや遅れが生じると市民の生活に大きな影響がでるため、問題が起きないよう日々のコミュニケーションや様々なことを事前に想定するように意識しています。

一つ一つの経験を大切に

普段から明るく周りの職員とのコミュニケーションを重視する職場です。日々真剣に業務に取り組むのは当然ですが、休憩時間には皆で笑いながら話をしたりと、メリハリのある職場環境であると感じています。また、休暇に関しても、業務スケジュールを調整したうえで計画的に取得することができるので、プライベートの時間を確保しやすいです。

柏原市のインフラ整備に携わっていくうえで、一つ一つの経験を大切にしつつ、日々勉強しながら市民が安全で快適な生活を送れるよう、先のことを考えて行動できるような職員になりたいと考えています。また、日ごろから相談しやすい雰囲気を職場全体で作っているので、ちょっとした悩みでも相談できますし、分からないことは丁寧に教えてもらえて大変助かっています。私もいずれは先輩や上司のような頼れる存在になりたいと思っています。

建築職

総務部 公有財産マネジメント課

市が所有する土地や施設など公有財産の工事の設計や施工、適切な管理や利活用に向けた計画の推進業務を行う。

 

2020年入庁
教育部 教育総務課

2024年
総務部 公有財産マネジメント課

市役所は「まちに活気や賑わいを生み出せる仕事」

大学では建築学を専攻していました。空き家や公共施設などの今後の活用について考える講義があり、その際に行政の職員と関わる機会がありました。その中で市役所の仕事について詳しくお聞きし、行政はまちづくりに密接に携われ、まちに活気やにぎわいを生み出せることができる仕事だとわかりました。

当たり前のように住んでいた私の地元でも、近くの駅前周辺が大規模な整備工事を行い、「まちの玄関が綺麗になり、交通の便も良くなって住みやすくなったな」と感じたことを思い出し、市役所で働くことに興味を持ちました。また自分自身、仕事以外にも家族や友人との時間も大切にしていきたいと思っていました。勤務時間が固定なこと、土日祝が休みなこと、遠方への転勤がないことも市役所を選択した理由です。

市民の暮らしやにぎわいに繋がっている

いざ入庁すると、大学で建築の勉強をしていたにも関わらず知らない内容も多く、これからやっていけるのか、とても不安になりました。ただ、大変だと感じる仕事でも上司や同僚に相談してみると、自分では思いつかない方法や解決策が生まれ、仕事もスムーズに進むことがわかりました。一人では解決できないことでも、チームで取り組むことでうまく乗り越えることができています。

現在は小・中学校のトイレの洋式化など、公共施設の改修工事や設計業務を行っています。また、今後の利活用が見込めないような施設の管理や土地の測量、売払いなどの業務も行っています。自分が携わった仕事が、市民の暮らしやにぎわいに繋がっていると感じた時や、規模の大きい仕事が達成できた時にやりがいを実感します。そのためにも、日々の仕事を妥協せずに取り組んでいます。

職種を超えた人間関係

配属されている部署のメンバーは、技術職と事務職が混ざっていますが、“職種による壁”みたいなものを感じる事がありません。日々慌ただしく業務をおこなっていますが、わからない内容があれば、職種を問わず誰にでも気軽に相談できますし、優しくサポートしてくれます。他部署にも頼れる同期や先輩、後輩がいるので、わからないことがあれば相談に行きます。休日に一緒に遊びに行ったりもして、勤務時間以外にも交流があるので、良い人間関係を築けていると思います。

保育士・保育教諭

かしわらこども園

家庭との連携を図りながら、こどもの成長と発達を支える保育・教育活動、安全管理を行う。

 

2020年入庁
柏原保育所

2021年
かしわらこども園

子どもの成長を長く見守りたい

保育所、こども園は子どもたちにとって初めての集団生活であり、様々な人や物との出会いがあって、全てがゼロからスタートする場所です。そんな子どもたちの人生の基礎の部分を培う、というところに憧れを抱き、保育士を目指しました。最初は乳児のみを預かる民間の保育園に務めていましたが、子どもたちの成長をもっと長く見守りたいと思い、年長まで子どもを預かる保育所・こども園に転職を考えました。その中でも、研修の場がたくさんあり日々学びを得られることと、豊かな自然の中で保育をしたいと思ったため、柏原市を選びました。

楽しく幸せな時間がたくさんあって欲しい

現在は4歳児の担任をしています。子どもたちに必要な保育を考えながら、日々の成長を見守っています。子どもたちと一緒に過ごす中で、今までできなかったことができるようになったり、友だちとのやり取りが広がったりといった、日々の成長を保護者の方と一緒に間近で見ることができる瞬間にやりがいを感じます。特に運動会などの行事は、子どもたちの成長を直に感じることができ、この仕事をしていて幸せだなと感じます。

子どもたちは、様々な環境の中で生活しています。市職員として、どの子も、またどの大人も楽しく幸せな時間がたくさんあって欲しいです。そんな経験こそが人の心を豊かにできると思っています。子どもたちや保護者との信頼関係を十分に築き、幸せな時間の一部に関わり、生活を支えることのできる職員でありたいと思っています。

困っているときも、必ず助けてくれる

職場は温かく、優しい雰囲気です。困っていたり行き詰ったりしても、相談すると必ず味方になって助けてくださる先輩や上司ばかりです。子どもたちの成長を職員同士で伝え合い、楽しい雰囲気の中働くことができています。

また、有休を取得しやすい空気感があるので、仕事とプライベートのバランスを取りやすいです。福利厚生も整っていて、長く働くことが考えられる職場だと感じます。

福祉職

福祉こども部 こども家庭安心課

「こども家庭支援員」として、相談窓口や情報提供など、妊産婦や子育て家庭、こどもへの支援業務を行う。

 

2024年入庁
福祉こども部 こども家庭安心課

地域に寄り添い、まちの発展に関わりたい

人々の生活を支え、地域に貢献できる仕事をしたいという思いから、社会福祉士・精神保健福祉士を目指していました。その中で、地域密着で働ける魅力に惹かれ、自治体で働くことを選びました。

柏原市を選んだ理由は、地域貢献への強い思いと、充実した福祉施策が自分の目指す方向に合致していると感じたからです。また、柏原市の第5次総合計画で示されている2030年のまちの将来像「選ばれるまち柏原」にとても共感し、福祉職を通じて地域に寄り添い、まちの発展に関わることができると確信し、入庁を決意しました。

調整力・コミュニケーション力が求められる

現在は、主に家庭環境に問題を抱える子どもたちや、その家族に対しての支援業務を行っています。子どもや家庭の状況を把握したうえで相談支援や調査を行い、必要に応じて関係機関と連携しながら支援策を考えます。虐待の疑いがある場合には、迅速に調査を行い、子どもの安全を守るために緊急対応をすることもあります。

実際に仕事をしてみて、業務の幅の広さとその責任の重さを感じています。入庁前は福祉職の仕事に漠然としたイメージしかありませんでしたが、実際は様々な立場の人と関わる機会が多いことに驚きました。市民からの相談対応はもちろん、関係機関との連携や調整も重要な役割であり、コミュニケーション力や調整力が求められます。

長期的な視点で一歩ずつ

大変な仕事ですが、支援を通じて成長する自分自身や、他者の生活に良い変化を与えることに仕事のやりがいを感じています。そのために、冷静さを保ちながらも感情に寄り添う姿勢を大切にし、自己ケアやチームワークを意識して取り組んでいます。仕事を続ける中で、長期的な成果が積み重なることを信じて、焦らず一歩一歩進んでいくことが大切だと考えています。

これからも地域に密着した福祉職員としてより適切で丁寧な支援ができるように、専門知識やスキルを更に深めていきたいです。そしてもっと多くの方々に安心して支援を受けてもらえるよう、一人ひとりの状況やニーズにしっかり向き合い、信頼関係を築いていくことを大切にしたいです。

保健師

健康部 健康づくり課

地域全体の健康増進を目的に、予防接種の推進や健康相談、メンタルヘルスケアなどの業務を行う。

 

2024年入庁
健康部 健康づくり課

生活に寄り添う仕事がしたい

職業として保健師を選んだきっかけは、看護学生時の病棟実習で生活習慣病の一次予防の重要性に気付かされたことと、保健師であれば母子健康管理や健康診断、老人保健、健康や病気、健康増進に関する啓蒙活動・健康指導など、地域に密着した様々なライフステージの方々の生活に寄り添う仕事ができると考えたことです。自治体の中でも柏原市は、人口規模が比較的小さい分、市民と近い距離間で一人一人じっくりと関わることができること、就職前から自然豊かで市民が温かい印象があったことから、働きたいと考えるようになりました。また、市役所がJR・近鉄ともに徒歩圏内で、通勤がしやすい点にも惹かれました。

いつも気にかけてくれる、温かい職場

入庁前、市役所は少し堅く暗いイメージがありました。実際はそのイメージとは真逆で気さくな方が多く、様々な業種や立場の人と関わることが多い職場です。柏原市の職員は本当に優しい方ばかりで、親身に教えてくれる、気にかけてくれる温かい職場です。また、定期的に職員と交流できるようなきっかけ作りをしてくれるので、他部署とのネットワークも広がり、協働しやすい環境をつくってくれます。

また、業務とは直接関係ありませんが、令和3年に建て替えた庁舎は日光を程よく通す造りをしていて、自然と明るい気持ちで仕事をすることができています。柏原市を一望できて、お昼休憩に一息つくことができる「かしわらテラス」が私のお気に入りの場所です。

疑問や不安に寄り添う支援

現在は予防接種の事業をメインに、こころの相談、健康相談などの業務も行っています。予防接種は感染症予防・公衆衛生の観点から重要な事業です。予防接種の必要性やメリット・デメリットなどの情報を市民に「伝わるように周知」することはとても難しいことです。しかし、保健師として予防接種への疑問や不安に寄り添い、納得した上で接種できるよう支援することに、やりがいを感じています。

また、担当業務の根拠を常に確認するようにしています。「周りが言っていたから」や「前回がこうだったから」ではなく、その業務の根拠を理解することで自分自身の仕事を正確に説明ができるようにし、誤った認識で業務を進めることのないように気をつけています。

保健師としての経験はまだまだ浅いですが、研修などの機会も多く、勉強やスキルアップのための環境が充実しています。これからも様々な業務に携わり、専門職としてスキルを磨いていける職員でありたいです。

 

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