公開日 2025年9月3日
常設展示室入口横で行っているミニ展示です。寄贈資料のほか、発掘調査の速報展など、およそ2か月ごとに展示替えしています。
4~10月のテーマ
『こんなモノをいただきました‐大阪万博1970‐』第3期
展示期間
第1期:4月15日(火)~ 6月15日(日)【終了】
第2期:6月17日(火)~ 8月24日(日)【終了】
第3期:8月26日(火)~10月26日(日)
概要
今回も、「2025年 大阪・関西万博」の開催に伴い、昭和45(1970)年の「大阪万博」にかんする資料を展示します。
この展示は8名の博物館実習生が担当し、当時の万博の様子と時代背景をまなびながら、各実習生の若い感性で、パネルや陳列に工夫を凝らしながら展示を構築してくれました。
1.まず、常設展示室入口右側のコーナーでは、「空を築き、時代を歩き、遺した記憶」と題して、大阪万博のチケットや地図、太陽の塔と並ぶ万博のシンボルだったエキスポタワーの工事に関係する資料のほか、メダル、ペナントといった土産物などが展示されています。未来の「空中都市」建設の礎として、日本のとび職たちが組み上げたエキスポタワーは、その後解体されてしまいますが、人びとの記憶のなかにいまも残り、建築史的にも重要な意味を持ち続けています。
2.次に、企画展示室内の生活再現展示のコーナーでは、1970年代の家の居間の様子を復元し、大阪万博に際して埋められた「タイムカプセル」に収められた家電や、当時の娯楽にかんする資料(カラーテレビ、レコード、漫画など)を重点的に陳列しています。所狭しと置かれた資料の数々に、「懐かしい」と思われる方、また、逆に当時のデザインの「かっこ良さ」を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ぜひ、この機会をお見逃しなく!
1.常設展示室入口右側のコーナー
2.企画展示室内の生活再現展示のコーナー