公開日 2026年7月31日
常設展示室 出口横のミニ展示です。「おひなさん」など、季節感のある資料を並べたり、「こんなモノをいただきました」と題して、新規に寄贈を受けた資料を中心とした展示を行ったりしています。発掘調査の速報展を実施することもあります。およそ2か月ごとに展示替えをしています。
7~8月期のテーマ
「こんなモノをいただきました - 山高帽と洋装の品 - 」
展示期間
令和8(2026)年7月7日(火)~8月23日(日)
概要
7~8月期は、市民の方から新たにご寄贈いただいた山高帽を中心に、「洋装の品」を展示します。
おりしも、同時開催中の夏季企画展「日本近代の児童福祉と柏原 ―共に歩んだ100年― 」では、社会福祉法人武田塾に所蔵されている武田慎治郎(1868-1940) 愛用の品のうち、ステッキや帽子(山高帽)などの「洋装の品」を展示しています。ここでも、当時の貴重な資料から、100年前の日本を席巻したモダニズムの空気を感じてみたいと思います。
新たに寄贈していただいた山高帽は、大英帝国 ロンドンの高級ブランド品街、オールド・ボンド・ストリートに店を構えるグリン アンド カンパニー(Glyn & Co)の製造品で、近代日本を代表する帽子専門店である田村商店(東京京橋)で購入されたものです。山高帽は当寺の英国紳士が好んで身に着けていたものですが、柏原にも、タイムラグなく、その「ホンモノ」がもたらされていたのです。現在の本市国分本町 在住の、江戸時代以来の名望家のお家から寄贈していただきました。
その他、本展示では、当時の「おしゃれ」アイテムであったマントや洋傘、そして、夏に特徴的な「洋装の品」として、こども用水着のひな形(裁縫実習用)をあわせて展示しています。洋傘は女性に(このころ、白い肌を大切にして、日焼けを厭う西洋の文化が本格的に流入しました)、マントは、男子学生を中心に大流行しました。
ぜひ、この機会に、「洋装の品」をご覧いただき、100年前の「おしゃれ」と、それをいち早く取り入れていた柏原の人びとの様子に思いをはせていただけると幸いです!



