公開日 2022年3月30日
「大人」になったら何が変わる?
現在18歳・19歳の人は4月1日で成人、17歳(高校3年生)の人は18歳の誕生日で成人することになります。
成年年齢に達すると、一人で有効な契約をすることができるようになるほか、親権に服さなくなります。一方、今までできた「未成年を理由とする解約」ができなくなります。また、喫煙、飲酒、ギャンブルなどは健康や非行防止の観点から、これまで通り20歳にならないとできません。
社会経験に乏しく、保護者の同意も不要な新成人を狙う悪質な事業者も出てきます。成人する方は、狙われやすい年齢であることを自覚し、また周りの大人の方は注意を払い、見守りをお願いします。
18歳以上だとできるようになること
戸籍届出に関すること
- 全般…各種届出の証人となれる
- 婚姻届…女性の婚姻年齢が16歳以上から18歳以上となる(令和4年4月1日時点で既に16歳以上の女性は、引き続き18歳未満でも結婚することができる ※親権者の同意が必要)
- 養子縁組届…家庭裁判所の許可を得ずに養子になることができる
- 分籍届…届出人となれる
- 帰化届…年齢の要件が18歳以上となる
- 性別の変更…年齢の要件が18歳以上となる など
※婚姻届、離婚届、転籍届についてはこちら。
※その他、詳しくは市民課(電話072-929-8138・8152)へお問い合わせください。
マイナンバーカードに関すること
- 有効期限が申請時から10回目の誕生日となる
※マイナンバーカード申請用の顔写真無料撮影サービスについてはこちら。
※マイナンバーカード関連業務の一部お手続きの窓口予約についてはこちら。
※その他、詳しくは市民課(電話072-929-8138・8152)へお問い合わせください。
パスポートに関すること
- 10年用パスポートを申請できる
※18歳以上は法定代理人の署名が不要となる。
※パスポートの申請・交付についてはこちら。
消費生活に関すること
- 親の同意なく契約できる(携帯電話の契約、クレジットカードを作る、一人暮らしの部屋を借りる)
- 国家資格を取得し、就職できる など
これまでと変わらず20歳以上でないとできないこと
- 飲酒・喫煙
- 競馬・競輪などの投票券を買う
- 大型・中型自動車運転免許の取得
- 養子を迎える など
要注意!新成人に気を付けて欲しい4つのポイント
新成人を狙う悪質な業者もいます。疑問やトラブルが起きた時は、一人で悩まず消費生活センターへ相談しましょう。
- クレジットカードの使い過ぎ!
後払いできるのは便利ですが、気が付いたら何十万ということも。また月々が安いからとリボ払いにすると、高額な手数料がかかっていたということがあります。 - サプリ、化粧品など定期購入に注意!
数百円だからと注文すると、毎月届く定期購入だったということがあります。また、定期購入だと分かっていても解約する条件が厳しい場合があるので要注意です。 - 「簡単に稼げる!」はありません!
暗号資産、FX、バイナリーオプション、情報商材など「誰でも、簡単に、短時間で稼げる」をうたい文句に勧誘されますが、実際は稼げなかったという相談が多いです。契約前に消費生活センターへ相談しましょう! - 脱毛、痩身など、美容医療は病院・クリニックだからと安心しない!
「お試し」や「相談だけ」のつもりで行くと高額な施術を勧められ、その日のうちに契約、手術をさせられトラブルになることがあります。当日の契約は避けましょう!
困ったときは、迷わず相談
消費生活に関すること
▶消費生活相談(要予約)
- とき…水曜を除く平日、午前10時30分~午後4時
- ところ…市役所本館3階
- 問合せ…消費生活センター(電話072-972-1554)
戸籍届出・マイナンバーカード・パスポートに関すること
▶市民課(電話072-929-8138・8152)
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