公開日 2022年8月3日
令和3年度柏原市まちづくりに頑張る自治会・団体に対する補助金事業について、下記のとおり報告します。
■申請団体数 4 団体
■補助決定団体数 4 団体
■上記のうち補助事業取下団体数 0 団体
■補助金交付団体数 4 団体
■補助金交付決定額 423,000 円
■補助金返還額 10,000 円
■補助金確定額 413,000 円
■各団体からの報告内容 下記のとおり(順不同)
- 団体名・・・・・・・・・・・・柏原おいな~れガイドの会
- 事業の名称・・・・・・・・・・⓵柏原観光・歴史塾(全10回)の開催
⓶日本遺産「龍田古道・亀の瀬」の啓発 - 事業実施場所・・・・・・・・・アゼリア・フローラルセンター及び
柏原市内の自然・歴史遺産 - 事業の経過及び結果の概要・・・
柏原市の歴史講座と健康ウォークを毎月5回実施しました。また、日本遺産の「龍田古道・亀の瀬」を啓発するため毎月1~2回、日曜日に地すべり資料室、排水トンネル、隧道、亀岩、竜王社を案内しました。
その結果、歴史講座と健康ウォークには延べ472名、龍田古道・亀の瀬、修験道の案内ウォークには400名の参加があり、市内外の住民に柏原の観光資源・歴史遺産の魅力を伝え柏原市のPRを図るとともに、研修会を通して会員のスキルアップができました。
- 団体名・・・・・・・・・・・・KASHIWARA芸術祭実行委員会
- 事業の名称・・・・・・・・・・かしわら芸術祭2021(第9回柏原ビエンナーレ)
- 事業実施場所・・・・・・・・・柏原市内各所
- 事業の経過及び結果の概要・・・
新型コロナの影響を受けながらも地元柏原だけでなく、大阪、京都、兵庫、奈良などから多彩な芸術家の出展参加で総勢70組(団体・個人)となり、会場も従来の上市、堂島、法善寺、大県、国分の地域から、新たに河川などの屋外空間にも広がりました。コロナ下でもあった為、取り組みの遅れがありながらも、多くの方々の協力の下、来場者数も前回よりわずかですが増え、地域に根ざした芸術祭を開催することができました。
また、河川や新市庁舎のテラスを活用した市民参加型のアートや柏原北中学校全校生徒の作品展示、廃品の「靴型」という題材に多様な造形表現するワークショップ等、新たな取り組みが進展し、地域の皆さんにアートをより身近に感じて頂く事ができました。
- 団体名・・・・・・・・・・・・松岳山古墳保存会
- 事業の名称・・・・・・・・・・松岳山古墳の地域資源としてのPR事業
- 事業実施場所・・・・・・・・・松岳山古墳、茶臼塚古墳、国分地区
- 事業の経過及び結果の概要・・・
松岳山古墳の勉強会については、残念ながら本年も中止せざるを得ませんでした。古墳への山道整備については人数を絞っての活動となりましたが、地域資源のPRとして有効なパンフレットは、掲載写真の鮮明化、茶臼塚古墳の発掘調査追記と地図等の校正により内容の充実を図ることができ、多くの来訪者に持ち帰っていただくことで幅広く啓発活動に繋げることができました。
- 団体名・・・・・・・・・・・・柏原市市民歴史クラブ
- 事業の名称・・・・・・・・・・歴史資料館での展示作品の制作および
歴史の町柏原を府内外にPRする活動 - 事業実施場所・・・・・・・・・柏原市立歴史資料館・大阪府立中央図書館
- 事業の経過及び結果の概要・・・
令和4年3月26日から6月12日まで柏原市立歴史資料館で行われる春季企画展「聖徳太子の伝説と真実ー柏原・王寺・三郷の道と寺」に作品3点 ⓵難波宮から小墾田宮の道のジオラマ(1800×1800mm) ⓶河内六寺のジオラマ(900×900mm) ⓷聖徳太子の石室(660×1300mm×高さ550mm)を展示するため製作しました。
特に聖徳太子の石室においては、内部を見やすいように、また子供さんに興味を持っていただくように天井石をスイッチにて開閉できる「動く模型」としました。ジオラマ模型や写真パネル等の展示を通して、歴史の町柏原を府内外にPRすることができました。
- 令和3年度採択事業の報告(講評)
令和3年度は4団体から補助金の申請がありました。コロナ禍の影響が続き、活動に制限が生じるなかで、それぞれに工夫した有意義な活動をしていただき、その実施報告を書面で受けました。
「柏原おいな~れガイドの会」が開催した柏原観光・歴史塾(全10回)には、延べ472名が参加しました。また、日本遺産の「龍田古道・亀の瀬」案内ウォークには400名が参加しました。柏原市の観光資源・歴史遺産の魅力を伝えることに貢献してもらいました。
「KASHIWARA芸術祭実行委員会」の「かしわら芸術祭2021」には、柏原市および他府県から70組の芸術家に出展していただきました。新市庁舎のテラスを活用した市民参加型イベントなど新しい取り組みもあり、地域の方々にアートの魅力を身近に感じてもらえる機会となりました。
「松岳山古墳保存会」には、松岳山古墳へ見学者がアクセスしやすくなるように、山道整備活動を引き続き行ってもらいました。また、データ等をバージョンアップしたパンフレットを来訪者に持ち帰ってもらい、啓発活動にもつなげてもらいました。
「柏原市市民歴史クラブ」は、柏原市立歴史資料館で開催された春季企画展「聖徳太子の伝説と真実ー柏原・王寺・三郷の道と寺」において、ジオラマ作品など3点の展示を行いました。見学者に柏原市の歴史をわかりやすく理解してもらったほか、歴史の情報発信にもつながりました。
今後も、各団体の皆さんが地域住民と協働し、柏原市の魅力アップや柏原市の魅力発信のための活動を続けてくださることを願っています。