公開日 2023年7月19日
柏原市の下水道排水が流入する大阪府の処理場で、通常よりも高濃度のジクロロメタン(塩化メチレン)が検出される事例が相次いでいます。
ジクロロメタンは別名塩化メチレンとも呼ばれ、法令により下水道や公共用水域への排出が規制されている物質です。用途としては主に、ペイント剥離剤、プリント基板洗浄剤、金属部品等の脱脂洗浄剤などに使われています。
高濃度のジクロロメタンが処理場に流入すると、汚水の汚れを分解する微生物の活動に悪影響を与え、適正な処理ができなくなってしまう恐れがあります。
関連する業種の事業場におかれましては、今一度使用薬剤の成分を確認の上、適正な取り扱いをお願い致します。
【関連法令】
- 下水道法
- 水質汚濁防止法
- 柏原市下水道条例