公開日 2026年5月1日
麻しん(はしか)とは
麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で、その感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染すると一生免疫が持続すると言われています。
<麻しんの症状>
〇カタル期
39℃前後の高熱、咳、鼻汁、結膜充血、目やになどの症状が出ます。発病後2~3日で頬粘膜に白い斑点(コプリック斑)が出ます。発熱は3~4日続いた後、いったん解熱します。他人への感染力は、このカタル期が最も強いです。
〇発疹期
カタル期でいったん解熱しますが、半日ほどで再び高熱となり、赤い小さな発疹が耳の後、顔面から出始め次第に手足に広がります。発疹期は3日間ほど持続します。
〇回復期
解熱後しばらく咳は持続しますが、徐々に改善します。発疹は消退し色素沈着を残します。
発生状況について
2026年の国内麻しん患者数は362例(4月19日までの集計)に達しており、既に昨年(2025年)の累積患者数である265例を超えています。
現在首都圏を中心に多数の患者が発生しており、今後大阪府内でも感染が広がることが懸念されます。
<麻しん発生状況について>
国立健康危機管理研究機構感染症情報提供サイト
大阪府内の麻しん(はしか)の発生状況(大阪府感染症情報センター)
感染経路について
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染(※1)、接触感染(※2)で、人から人へ感染し、感染力が非常に強いと言われています。
※1 飛沫感染とは、患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことにより感染します。
※2 接触感染とは、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることにより感染します。
感染予防について
麻しんは感染力が強く、空気感染するため、手洗い、マスクのみでは予防できません。麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)予防接種を受けることが有効です。定期予防接種対象者で、まだ受けていない方は早めに接種しましょう。
柏原市の子どもの予防接種と受け方もご確認ください。
麻しん(はしか)かなと思ったら(連休中における医療機関の受診について)
<麻しん(はしか)が疑われる症状が出現した場合>
麻しん(はしか)患者と接触し、麻しん(はしか)を疑う症状(発熱・せき・発しんなど)が出た場合には、外出を控え、学校や仕事を休むとともに、早めに医療機関を受診してください。過去にワクチンを受けたことのある方は、典型的な症状が出現しないことがあるので、かかりつけ医等にご相談ください。
<連休中における医療機関の受診について>
「医療情報ネット」にて、休日・夜間急病診療所を検索することができます。
受診の前には必ず電話等で麻しんが疑われる旨をお伝えいただき、医療機関に注意事項をご確認の上、受診してください。
海外旅行を計画されている方は、麻しん(はしか)にご注意ください
潜伏期間が1週間から2週間ありますので、帰国後発症することがあります。
麻しんの予防には、ワクチン接種が有効です。麻しん(はしか)のり患歴やワクチン接種歴が明らかでなければ、ワクチン接種を検討しましょう。