公開日 2025年7月3日
常設展示室の一角に設けたこのコーナーでは、資料が限られているため企画展示室では扱えないテーマや、過去の企画展で好評だった資料の再展示などを行っています。
今回のテーマ
「雁多尾畑(かりんどおばた)の古墳を探る」
展示期間
令和7年7月1日(火)~9月7日(日)
概要
今回の特集展示は、夏季企画展に関連して、光徳寺のある雁多尾畑地域の古墳に注目します。
市内東側の山地は、平尾山古墳群と呼ばれる遺跡が東西4km、南北3kmの範囲に広がっています。その範囲の中に5世紀後半~7世紀の古墳が1400基ほど確認されており、谷や尾根などの地形から8つのグループにわけられています。そのひとつが「雁多尾畑支群」で、これまでに約450基の古墳が見つかりました。
展示では、これまで雁多尾畑支群で発掘調査された古墳のうち、主要な古墳である第6支群13号墳、第49支群の資料をご紹介しています。古墳から見つかった副葬品や、火葬墓から見つかった和同開珎など、貴重な資料ばかりです。
夏季企画展とあわせて、ぜひご覧ください。