歴史資料館 特集展示「発見!縄文時代の柏原」

公開日 2025年3月28日

 常設展示室の一角に設けたこのコーナーでは、資料が限られているため企画展示室では扱えないテーマや、過去の企画展で好評だった資料の再展示などを行っています。

今回のテーマ

「発見!縄文時代の柏原」

展示期間

令和7年3月25日(火)~6月29日(日)

概要

 今回の特集展示は、春季企画展に関連して大阪府文化財センターによる大県郡条里遺跡の調査のもう一つの重要な発見である縄文時代の資料に注目します。

 大県郡条里遺跡は、これまで条里制が誕生した古代以降の遺跡と考えられていましたが、大阪府文化財センターの調査により縄文時代晩期には人々が生活を始めていたことが明らかになってきました。
 調査では竪穴建物などが見つかり、高台の上に小規模な集落が形成されていたことが確認されました。

 展示では、大阪府文化財センター所蔵の縄文土器のほか、柏原市では初出土の石棒や台式土偶など貴重な資料を展示しています。また、柏原市の調査で発見された同時期の縄文土器、玉手山遺跡で発見されたタイプの違う土偶、そして、柏原市指定文化財の船橋遺跡採集縄文絵画土器など、縄文時代晩期の柏原を彩る資料が目白押しです。

 春季企画展とあわせて、ぜひご覧ください。

令和7年3月特集展示

令和7年3月特集展示

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TEL:072-976-3430
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