公開日 2025年7月4日
展示期間
令和7年3月25日(火)~6月29日(日)
概要
今回の特集展示は、春季企画展に関連して大阪府文化財センターによる大県郡条里遺跡の調査のもう一つの重要な発見である縄文時代の資料に注目します。
大県郡条里遺跡は、これまで条里制が誕生した古代以降の遺跡と考えられていましたが、大阪府文化財センターの調査により縄文時代晩期には人々が生活を始めていたことが明らかになってきました。
調査では竪穴建物などが見つかり、高台の上に小規模な集落が形成されていたことが確認されました。
展示では、大阪府文化財センター所蔵の縄文土器のほか、柏原市では初出土の石棒や台式土偶など貴重な資料を展示しています。また、柏原市の調査で発見された同時期の縄文土器、玉手山遺跡で発見されたタイプの違う土偶、そして、柏原市指定文化財の船橋遺跡採集縄文絵画土器など、縄文時代晩期の柏原を彩る資料が目白押しです。
春季企画展とあわせて、ぜひご覧ください。
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