まちの魅力

　旧大和川の久宝寺川を中心に、剣先(けんさき)船(ぶね)という船が行きかっていました。その名のとおり先端が剣のように尖り、底が浅く平たい川船でした。長さ17.6ｍ、幅1.9ｍの大きさで、付け替え前には311艘もの剣先船が営業していました。剣先船は、流域各地だけでなく亀の瀬まで荷を運び、地域の経済発展に大きな役割を果たしていました。ところが、付け替えによって、築留(つきどめ)堤防から上流へ船を上らせることができなくなり、剣先船は十三間(じゅうさんげん)川(がわ)から新大和川の河口へ入り、新大和川を遡ることになりました。
　旧大和川に設けられた長瀬川や玉串川には、新たに井路川(いじがわ)剣先船(けんさきぶね)が運航することになりました。それまでと比べて船の役割は小さくなりましたが、旧河床に開かれた新田で綿栽培が盛んに行われ、その肥料を大坂から運び、製品を大坂へ運ぶために船が利用されました。綿を栽培するためには、干(ほし)鰯(か)や油粕(あぶらかす)などの肥料が必要で、その綿からつくられた綿糸や、河内(かわち)木綿(もめん)として流通した反物(たんもの)などを大坂へ運びました。それ以外にも、米や野菜も運んでいました。
　各地でつくられた綿は、八尾や久宝寺などの綿(わた)問屋(どんや)が一手に売りさばいていましたが、綿の買値などをめぐって何度も訴えが出されています。旧大和川流域の村々にとって、綿は現金を得るための商品作物であり、綿問屋などが出現することによって売買のための経済機構が整ったのですが、それは必ずしも村々の利益を生み出すことにはならなかったようです。
　綿は明治になると海外からの安価な輸入綿によって、次第に生産が減っていきました。しかし、その技術は浴衣や染色などの地場産業として、今も残されています。長瀬川や玉串川が、大阪の経済の発展にも貢献しているのです。 （安村）

市村新田と大和川分水築留掛かり（宝永5年・1708）〔寺田家文書〕

【コラム】世界かんがい施設遺産 長瀬川と玉串川

資料館TOP

柏原市では、市の魅力発信につなげるため、株式会社イーハイブが提供する「地域応援オンライン名刺付きバーチャル背景メーカー」に市内の風景などの写真を登録しました。

どなたでも無料で名刺付きの市内風景の背景画像を作成し、ZoomやSkypeなどのビデオ会議で使用することができます。

市内風景の背景画像を使用することで柏原市のPRにつながりますので、ぜひ柏原市の魅力発信にご協力ください。

概要

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料金

無料

登録画像

柏原ぶどう

大和川の夕日

竜田古道の里山公園

柏原でサイクリング

柏原の手拭い

 

　NHK総合tテレビにて1月20日（水）午後7時30分から放送の「ためしてガッテン　家庭でプロ級！驚きアイロン夢の超上達術」に、柏原市指定文化財の「火熨斗（ひのし）」が登場します。

　「火熨斗」は古代のアイロンで、市内にある5世紀後半の高井田山古墳から見つかりました。国内で見つかっている10数例の火熨斗のうち、国内最古級のもので状態も非常に良いことから、歴史資料館所蔵品のなかでも、ほかの博物館へ貸し出すことが最も多い貴重な資料です。現在は、歴史資料館の常設展示室にて展示しています。【高井田山古墳、火熨斗について、くわしくはこちら】

　番組のなかでどういった紹介がされるのか、ぜひご注目ください。

撮影の様子

大阪府柏原市、奈良県香芝市、三郷町、王寺町の２市２町では、この地域のウォーキングルート「大奈ウォーク」を設定し、観光振興に取り組んでおります。このたび、元アーティスティックスイミング日本代表の青木愛さんに、この地域のおすすめスポットを巡っていただき、その様子が青木愛公式YouTubeチャンネル「愛チャンネル」で紹介されました。

柏原市では、令和２年度日本遺産認定されました「亀の瀬」にお越しいただきました。

新型コロナウイルス感染症の拡大が続いておりますので、まずは動画でこの地域のスポットを知っていただき、感染が落ち着いてきたころに、ぜひお越しください。

２市２町ぶらり旅概要

・配信期間　　前編（柏原市・三郷町）　令和２年１２月２２日（火）～ 令和３年６月２９日（火）

　　　　　　　後編（王寺町・香芝市）　令和２年１２月２９日（火）～ 令和３年６月２９日（火）

・配信先URL　　「大奈ｍｉｘ　ことのは旅」公式サイト

　　　　　　　　　https://www.dynamix-tabi.com/

・紹介スポット　　亀の瀬トンネル（柏原市）

　　　　　　　　　龍田大社・のどか村（三郷町）

　　　　　　　　　冒険の森・明神山（王寺町）

　　　　　　　　　どんづるぼう（香芝市）

青木愛さんプロフィール

地元の名門クラブ・京都踏水会で水泳をはじめ、８歳から本格的にシンクロナイズドスイミング（現名称・アーティスティックスイミング）に転向。ジュニア五輪で優勝するなど頭角を現し、中学２年から井村雅代氏（現・代表監督）に師事する。２０歳で世界水泳に臨む日本代表に初選出されたが、肩のケガにより離脱。その後も補欠に回ることが多く、「未完の大器」と称された。苦労の末、不退転の決意で臨んだ北京五輪代表選考会では劣勢を覆し代表の座を獲得。欧米選手に見劣りしない恵まれた容姿はチーム演技の核とされた。引退後は、メディア出演を通じてアーティスティックスイミングに限らず、幅広いスポーツに携わっている。

電車での行き方
（※駐車場はありませんので、必ず徒歩でご利用ください。）

1. ＪＲ柏原駅・近鉄堅下駅ともに、駅を出てから東（山側）に向かい、国道１７０号に出ます。
2. 大県交差点から北に向かうと鳥居が見えてきます。
3. 鳥居をくぐり、さらに東（山側）へ進みます。
4. 鐸比古鐸比売（ぬでひこぬでひめ）神社に到着します。
5. 境内に向かって右手にお手洗いがあり、その脇に創造の森の遊歩道への入口（看板あり）があります。

高尾山創造の森　散策MAP

高尾山創造の森　散策マップ

高尾山創造の森 ハイキングコース

高尾山創造の森　森林浴コース

子育て支援～「子育てナンバー1」の実現を目指して～

柏原市は、「子育てナンバー1」の実現を目指しています。
子どもを安心して産み育てることができるように、「こども医療費の助成の拡充」「育児不安を抱える家庭の支援」「教育環境の充実」に、積極的に取り組んでいます。

■助成制度

• 府外で受けた妊婦健康診査費用の助成～安心して里帰り出産～
• 妊婦健康診査
• 子どもの医療費助成
• ひとり親家庭医療費助成
• 児童手当制度
• 児童扶養手当制度

■子育て支援施設

• 子育て支援センター　スキップKIDS　（保健センターオアシス内）
• ほっとステーション（ひろば・一時預かり）　（アゼリア内）
• 玉手つどいの広場「たまてばこ」（ひろば）
• 親子広場「ドレミファごんちゃん」

■いろいろなサポート

• 子育て応援リンク集　
• 柏原市療育教室　
• 一時保育・一時預かり
• ショートステイ・トワイライトステイ
• 出産後ヘルパー・子育てヘルパー
• 病児病後児保育室「げんきっ子」
• ファミリーサポートセンター
• 認可外保育施設

この他にも各種制度があります。詳細は「子育て・教育」ページをご覧ください。

教育の取り組み

教育推進教員を市内6中学校区すべてに配置して、小学校での英語の授業や、幼稚園を含めた幼・小・中交流を行っています。早い段階で英語への関心が高まり、教職員や児童生徒の交流が進むほか、幼小中の間の連携がスムーズになり、子どもたちの「確かな学力」「健やかな体」「豊かな心と社会性」の育成につながっています。

また、成長期にある中学生に、栄養バランスのとれた安全・安心な昼食の提供と、食育の推進を目的に、平成26年4月から市内6中学校（全生徒対象）で給食を開始しました。

• 中学校完全給食

町のふれあいイベント

柏原市には、年間を通じて地域の人々が触れ合えるさまざまなイベントがあります。

• 水仙郷ウオーキング（1月下旬～2月上旬）
• 柏原シティキャンパスマラソン（3月）
• こいのぼりまつり（4月中旬～5月上旬）
• スポーツイベント・チャレンジデー（5月）
• 環境フェア（6月）
• 各地域での「だんじり祭り」（7月～10月）
• ふるさと柏原ぶどう狩りツアー・柏原市平和展・かしっこキャンプ（8月）
• 高齢者福祉大会（9月）
• 健康フェスティバル・柏原市民文化祭（10月）
• 市民表彰式典（11月）
• 市民総合フェスティバル（11月）

※各行事の開催時期は年により異なります

交流・憩いの場

日常の憩いの場や、休日に子どもと遊べる公園など、市民の皆さんが集い笑顔になれる場所が数多くあります。

• 主な公園
• スマイルランド★竜田古道の里山公園　自然体験学習施設
• かしわらガイドマップ（日本語・英語・中国語・韓国語）

柏原市内の直売所のご案内

• 柏原市ぶどう直売所マップ（柏原市果樹振興会サイトへのリンク）

※各直売所の開設期間は、栽培品種などによって異なります。お越しいただく際は、事前に果樹振興会ウェブサイト内のMAPで営業時間と場所をご確認ください。

6月から9月にかけて、柏原市内各所でぶどうの直売所がオープンします。
直売所では、生産者から直接、新鮮なぶどうを購入することができます。

柏原ぶどうの品種は、全体で30種類以上あり、旬の時期としては、デラウエアから始まり、ピオーネ、マスカットベリーAなどの大粒ぶどうが加わってきます。

各直売所の品揃えはそれぞれ異なりますので、いろいろな直売所を巡って、ぜひ好みの味を見つけてください。

大阪府や府内市町村のさまざまな情報を配信するウェブサイトＯＳＡＫＡ愛鑑（めいかん）内のインターネットテレビで、本市の番組『かしわらちゃんねる。』の配信を行っています。
ぜひご覧ください。

〇ご視聴はこちらのウェブページから
　https://meikan.osaka/municipality-live/kashiwara-ch/

〇第２回　ライブ配信日：令和2年2月10日（月）１５時から
　・内容：キラリ・かしわらっこ「情熱スポーツ オムニキン（国分小学校）」、聖火台へのバトン、
　　　　　柏原の歴史「龍田古道を歩こう」、ふるさと納税のご案内、春イベント情報発信！
　　　　　かしわらちゃんねる。ＣＭ（前編・後編）
　　　　　※番組内で告知しておりました「富田林テレビ」へのコラボ出演については、「富田
　　　　　　林テレビ」の2月26日(水)の放送自体が中止となりました。
　　　　　※春イベント情報で紹介しました「さくらまつり」については、延期となりました。
　　　　　　なお、開催時期等については、改めて社会教育課より広報かしわら、ホームページ
　　　　　　等においてお知らせします。
　　　　　※春イベント情報で紹介しました「2020年3.11メモリアルシクロクロス（シクロクロ
　　　　　　ス柏原）」、「ラジオ大阪 春のウォーキングイベント　大奈ウォーク～歴史ロマン
　　　　　　を感じながら大和の玄関口を歩く～」は中止となりました。
　　　　　※春イベント情報で紹介しました「第2回桜フォトロゲイニングin八尾・柏原」は中止
　　　　　　となりました。

　〇第１回　ライブ配信日：令和元年11月12日（火）１５時から

　　・内容：柏原の魅力、柏原市立玉手山公園、キラリ・かしわらっこ「国分中学校伝統の合唱」、
　　　　　　柏原の歴史「大阪夏の陣を歩く」、ふるさと納税のご案内
　　　　　　ＰＲ動画「レッツシング」

大阪府や府内市町村のさまざまな情報を配信するウェブサイトＯＳＡＫＡ愛鑑（めいかん）内のインターネットテレビで、本市の番組『かしわらちゃんねる。』の配信を行っています。

初回の11月12日（火）分は、市職員が柏原の魅力をお届けしていますので、ぜひご覧ください。

〇ご視聴はこちらのウェブページから
　https://meikan.osaka/municipality-live/kashiwara-ch/

「結婚」「新居購入」などいろいろな理由で他市・他府県から柏原に移住してこられた皆さんは、

その後、地域の人や場所とどのように関わって生活されているのでしょうか。

市内のさまざまな場所を訪ねてインタビューしてみました。

 【2013年　東大阪市から移住】荻田美夏さん＠ほのぼのかたしも

 【2006年　八尾市から移住】吉田優子さん＠大和川河川敷緑地公園

 【2010年　豊中市から移住】沖田考司さん＠堅上小中学校

 【2017年　ハンガリーから移住】矢寺メリンダさん＠ほっとステーション